め組JAPAN(災害復興支援部門)活動報告2021.10

令和3年8月豪雨 佐賀支援

 令和3年8月豪雨で被害にあった佐賀県大町町での支援が始まり1ヶ月が経ちました。

 

大町町では僕たちのような民間団体だけではなく、行政や社協などが一緒になり被災者支援に取り組んでいます。

 立場が違えばできることもあれば、できないこともある中で、被災者の為になるのであればと、民間団体の意見も取り入れ実行していく大町町役場の職員さんや社協さん


そんな、大町の方々の頑張る姿が、僕たちの活動により一層、熱がこもります。



床下の水抜きや乾燥の為の作業から、罹災証明が発行され被災者のこれからの生活がうっすらと見えてくる中で、リフォームのための壁剥ぎなどの作業に変わってきました。

リフォームの為の壁剥ぎなどの作業は、僕たちがこの3年間、ずーーーっと行なってきた作業です。

この3年間のノウハウや技術を社協からのボランティアさんに、わかりやすく丁寧にお伝えしながら被災者支援に取り組んでいます。

 

リフォームなどを決めて前に進んでいく被災者がいる反面、高齢者や障害のある方など復旧、復興から取り残される方もいます。

そんな被災者の方に対しての案件の対応も行なっています。



ゆっくりゆっくり時間をかけながら、お話を聞いて、気持ちに寄り添いながら作業を行い、少しずつ目の前の景色を変えて行くことで、被災者のこれからが少しでも見えるようにと作業を行っています。

 

平日の限られた時間で、長く作業ができないもどかしさもありますが、いつも時間ギリギリまで全力で作業を行い、ほんの少しでも安心してもらえるよう笑顔になってもらえるよう大町支援を継続して参ります。

 

  

令和2年7月豪雨 人吉支援

 令和2年7月豪雨災害から1年2ヶ月が経つ人吉ですが、まだまだ被災家屋の作業は続いています。

 

平日に佐賀での支援を行なっているので体力的にも精神的にも疲労が溜まっている状況ですが、参加していただいているボランティアの皆さんのおかげで、僕たちも気持ちをリフレッシュしながら活動に取り組めています。


人吉では、被災家屋の作業だけでなく用水路の泥出し等の地域ニーズの依頼が増えてきている状況です。

 

災害から1年2ヶ月が経ち、復旧期から復興期に入ってきている中で、地域のニーズに対してボランティアでの作業をどこまで行うのかを考えるようになりました。

 

僕たちが活動として作業を行うことは簡単です。

ですが、作業を行い続けると、どこまでもボランティアに頼る地域になってしまうこと、地域力を奪うことになりかねません。

 

災害に遭い、地域の方々が、仮設住宅などで仮住まいを行い、バラバラになってしまった地域に、地域の方が地域の為に動いていけるようにする為にはどうするのか?

 

そう考え、一つのきっかけとして地域の方が顔を合わせる場づくりとして公民館などでの催し物の開催などを行ってきました。

 そして、地域の方の困りごとのサポートを行いました。

 

地域の方が地域の為に動いていけるよう、影の影ぐらい目立たない位置で地域の復興をサポートしていけるように、これからも知恵を絞りながら人吉の復興のために活動を継続して参ります。

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