◇ツアー中止◇2020/4/14(火)〜19(日)◇ 第23回 中国 内モンゴル植林ツアー 参加者募集開始!!【中編】




【2】内モンゴルの現状



21世紀は沙漠の時代。


話によると、今起きている内モンゴルの沙漠化は、僕たちの生活が起こした人災でもあるらしいのです。そして、影響は海にも出ています。


2018年10月国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、今のままの生活を続けると約10年後『1.5度気温上昇する』と発表。



これは、サンゴ礁だけをとっても90%が死んでしまう気温です。



沙漠開発は緊急の課題です。


ただ、そんな荒れた沙漠でも、木を植え緑が豊かになれば、人の暮らしも豊かになり、産業も豊かになります。


[今までの負のループ]
緑が減った→沙漠化する→
地球の気温が上がる→水温が上がる→
サンゴ礁が死ぬ→さらに気温が上がる→
緑が減る


[今からのプラスのループ]

あなたの小さな一歩(木を植える)→

緑が増える→
気温の上昇が緩やかになる→
サンゴ礁が生き残る可能性が増える


【微力は無力じゃない】


100年後、1000年後になるかもしれない。でも、今起こす私たちの一歩はきっと今の状況を変えていきます。


いつか中国の内モンゴルで、『昔、ここは沙漠だったんだよ!』って会話が聞けたり幸せだなぁと想像してしまいます。
  

  

 

沙漠を緑に変える一歩として、二つの植林をしています。

 

 
一つは。沙漠が広がるのを抑える『グリーンベルトを作る植林』

  

バヤンムレンでは、僕らのツアーの添乗員の高橋さんが2004年から続けてきたプロジェクトを、2009年にワンフェスでもスタートしあと30Kで完成する植林。確実に緑が増えて砂丘が小さくなっている。
  
モンゴルといえば。草原や羊、パオ、満点の星空。

 

そんなイメージの内モンゴルは今、年間、東京都の広さの沙漠化が進み、緑の土地が飲み込まれています。その大きな理由のひとつには、雨が少ないこと、そして最高級と言われるカシミヤセーターの原料の採れるカシミヤヤギの過放牧があります。

 

※内モンゴルのカシミヤの90%が日本へやって来ていると言われています。

 

ヤギは草を根っこから食べてしまうため、土地の保水力が弱くなり、乾いた気候も影響して沙漠化が進んでいきます。深刻なテーマもみんなの想いと力を合わせて、笑い楽しみながら、再び緑の大地へと戻していく植林をしています。

 

 

 
二つ目は、産業との循環で緑化を加速させる植林。

 

バヤンノールでは、中国政府の許可をもらい、企業の出資により沙漠に道路を作り宿舎を作り、緑化する。沙漠を緑化すると、森と森のあいだで作物を育てられる。メロンやブドウだけじゃなく、日本に送られるクコの実や漢方薬の元になる植物が育てられる。

 

中国政府だけでなく世界中が、緑化することで喜ぶ。起業家は農作物が取れて喜ぶ。さらにこの企業の社長の出身地で、雇用が生まれることで市民が喜ぶ。僕らは、緑が増えて、更に中国の子供達と交流することができて喜ぶ。

 

喜び事が連鎖する植林をしています。

 

本当に、僕らは微力かもしれないけど無力じゃないんだよね。一本の木を植えると、一本分の希望が未来に増えるんだ。この一歩を『一人の100歩』でもいいけど、『100人の1歩』で未来を希望に変えていきたいを思います。

 

 

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【3】ツアーの魅力


木を植える場所は、果てしなく続く砂の大地『ウランブハ沙漠』です。ここに立つだけでも壮大な体験です!

大地に触れ、木を植えるという、普段なかなか味わえない体験が待っています!仲間と笑いながら、自分の心と大地と会話をしながら、体力に自信がなくても、それぞれのペースで楽しく木を植えて行きましょう♪

言葉、文化、国境を越えて繋がり合えることほど感動はありません。今回も、日本語を勉強しいてる現地の子供たちと交流会をします。純粋無垢なこどもたちとの植林は、みんなの心にも木を植えてくれます。

毎回、全国各地から老若男女、様々な年代の方が、様々な想いで参加されます。日本に帰ってからも家族のような繋がりの仲間ができます♪1人で参加される方も多いですよ。 

竹炭を沙漠に撒きます。炭は空気をきれいにしてくれる効果があるとされています。地球を一周している黄砂に乗せて、きれいな空気を世界にプレゼントしましょう! 

西表出身・三線アーティストの南ぬ風人まーちゃんうーぽー三線ライブを行います!唄って踊って、こころにも木を植えましょう♪

内モンゴルの星空は、その撮影だけのために行く人がいるほどの美しさ。植林のあとの、ロマンチックで、神秘的な感動の時間…☆何もない沙漠の地平線から昇る朝陽も感動です。 

ワンフェスの植林!!と言ったら、やっぱり仮装 ♪

出発前から楽しむココロをカバンに詰めて、沙漠を楽しみましょう!! 




【4】沙漠が緑に!感動のビフォーアフター


2009年4月から植林を開始したウランブハ沙漠。

そこには今、『サッカー場81面分』の生き物あふれる緑の大地が戻っています!


写真は、希望のビフォーアフターです。


2009年看板の前で
2016年看板の前で
2009年砂漠だった場所
2016年には緑がたくさん



沙漠だった場所に緑が戻り、花が咲き、いま鳥や生き物が帰ってきています♪ 


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